【プロに感想を聞いてみた】生形 真一 for Nothing’s Carved In Stone × 64 Audio

2023/07/14

人気ロックバンド「Nothing’s Carved In Stone」で活躍するメンバーに、64 Audioのイヤーモニについてインタビューを行いました。全4回に分けてのレビューをお届けします!

生形 真一さん

第四弾となる今回は、ギターを担当している”ウブ”こと生形 真一さんに、64 Audioのカスタムイヤーモニター 「A12t」を使い始めたきっかけやライブでの使用感などを伺いました。


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64 Audioのイヤーモニターに出会ったきっかけ

64 Audio / A12t

はじめに、64 Audioを知ったキッカケを教えてください。

生形 真一さん(以後敬称略):
以前のイヤモニ(JH)からミックスウェーブさんにはお世話になっていて、紹介して頂いて使い始めました。
実はイヤモニって、俺らみたいな主にライブハウスでライブをしているミュージシャンは意外と疎かったりもして。
俺も量販店などで売られている大きなメーカーくらいしか知らなかったんです。
なので、そういう情報を教えてもらえるのはありがたいですよね。

周りがイヤモニを使い始めた頃、自分も使おうと思った派ですか?

生形:
いや、俺は使わない派でした。
だけど、Nothing’s Carved In Stoneは同期の音も多く、クリックを出さないと再現が難しい楽曲が増えてきたので、使った方がライブのクオリティーも上がるかなと思って。

Nothing’s Carved In Stoneをやる前は、イヤモニは使っていかなかったんですか?

生形:
はい、使ってなかったです。

しかしイヤモニを使う事で、ライブで演出感が変わったと。

生形:
それは間違いなく変わりましたね。
特にNothing’s Carved In Stoneは、活動していく内に演出によって映える曲が多いなと感じるようになってきて。
カウント無しでいきなり曲が始まったり、ふっと音が消えたり、といったアレンジが多いので、凄く効果的に使えてるなと思います。

普段、リスニングでは何を使っていますか?

生形:
外を出歩くときはAppleのAir Pods、家ではVictor Studioのヘッドホンですね。

apexモジュールによる恩恵

レコーディングでも64 Audioを使っていますか?

生形:
いや、僕はレコーディングでは使っていないです。ライブのみです。
歌の時とか半分外すので、密閉しちゃうと外せないので。

密閉に抵抗はありますか?

生形:
ライブに関しては密閉してくれた方が良いですね。
64 Audioはその密閉にapexモジュールのお陰で少し空間があるので、それが良い所ですよね。
完全な密閉というより、もっとライブ感があるので。

それは音にも影響を感じます?

生形:
音にも影響を感じるし、何よりイヤモニを嫌う人が嫌がる「ライブ感が無くなる」のが緩和されているのを感じます。

閉鎖感が体調に影響する事はありますか?

生形:
それはないですね。


鼓膜にかかる空気圧を低減することで長時間リスニングによる疲労を軽減し、聴覚保護にも役立つ独自技術「apex」

外耳道をイヤホンで塞いだ際、イヤホンのスピーカーは空気圧(音圧)を生成し、この空気圧は耳の疲労を引き起こしたり、更には過度に鼓膜へ負担を掛ける事で難聴につながるリスクを引き起こします。
「apexモジュール」をイヤホンの筐体に搭載することで、本来であれば鼓膜にかかり続けるはずの空気圧を外へ逃がし、鼓膜への負担を軽減。鼓膜へのストレスが軽減されたことで緊張がほぐれ、聴覚上の音質も向上します。


では、ライブの時は何に注視して聞いていますか?

生形:
もちろんバランス良く全体を聞きますが、中でも一番注視するのはドラムです。
やっぱ土台なので、リズムをしっかり聞くのが一番かなと思うので。

クリックは常に出ているのですか?

生形:
いえ。クリックは演出上、必要な時だけですね。

「鮮明」な低音、クセのない素直なサウンド

自分のレコーディングした音源って64 Audioで聞いた事ありますか?

生形:
はい… 実は昨日、久々に聞きました(笑)。

改めて聞いてみて、率直な感想を聞かせて頂いて良いですか?

(Nothing’s Carved In Stone「Isolation」を試聴中・・・)
Nothing’s Carved In Stone「Isolation」Music Video(Self-Cover)

生形:
改めて、凄いですね! 音の分離が、まず段違いというか…。
イヤホンで一番感動するのは、今まで聞こえてこなかった音が聞こえてくる事だったりするので、ハッキリ聞こえてこなかった音が鮮明に聞こえるのが良いですね。

あとはクセがなくて、素直に出してくれているなと思いますね。
わざとらしくない。作った感じがしない。

ギターのサウンドに関しては、プレイヤーとして聞いて欲しいところが出ていると感じますか?

生形:
録った音がそのまんま出ていると感じますね。

では、私が同じイヤモニを使って聞いたら、生形さんが理想としたサウンドが聞けると。

生形:
はい、俺が録った音がそのまま聞けますね!

デザイン、かっこいいですね。

生形:
自分のギターやピックとかと同じロゴマークを入れています。
土台の色はシルバーやゴールドが良いかなと思っていて、apexモジュールのシルバーと併せてこの色に落ち着きました。

シェル・フェイスプレート共にシンプルなSolid Blackで構成し、ロゴマークをワンポイントに。

では、64 Audioを使用しての総評をお願いします。

生形:
ちなみに、これって一般的な人も使うんですか?

使いますね。イヤホンにこだわりある方は生形さんたちと同じように耳型を採って作ります。

生形:
そうなんですね!こういうのってプロの現場で使う物というイメージがあったので。
ミュージシャンとして使った中では、今までで一番良いですね。
さっきも話したように自分はライブ感が欲しいし、空気感がある音の方が好きなので、自分にとって完璧な物だと思っています。

ライブに関しては、自分と同じように思っているミュージシャンも多いと思うんですよ。
元々は必要に迫られてでしたが、今は抵抗はないですし、むしろ可能性にポジティブになってます。
Nothing’s Carved In Stoneみたいにキメが多い緻密な演奏のバンドだと、すごく重宝しますね。

今まで否定的だった人が肯定的になるって、凄いですね。

生形:
ミュージシャンはそれぞれ、バンドの求める環境によって使うか考えれば良いと思います。
ベテランのミュージシャンでも、会場の大きさによって使う使わないを変える人もいますしね。

オーディオ聞く人にも… だって、これドライバーめちゃくちゃ入ってるんですよね!?(笑)
そういう面でも、普通のイヤホンやヘッドホンとは比べ物にならないと思います。
音楽を聴く事に凄く興味がある人は、環境をアップデートするという意味でも一生使える物だから良いと思います。

ファンにとっては、同じ物を使えば同じサウンドを再現できますからね。

本日は、ありがとうございました!


全4回に分けて、「Nothing’s Carved In Stone」メンバーのインタビューをお届けして参りましたが、いかがでしたでしょうか。

今回インタビューでご紹介した「64 Audio」のほかにも、ミックスウェーブでは、ライブやレコーディングに役立つ選りすぐりのアイテムを取り揃えています。

ミックスウェーブ プロオーディオ部門のツイッターにていち早く情報をお届けしておりますので、ぜひフォローしてお待ちください!

製品情報

64 Audio カスタムIEM「A12t」

聴覚保護と比類なきサウンドステージを実現。
リファレンス・ステージモニター向けカスタムIEM

旧カスタムIEM「A12」からブラッシュアップされた新しい「A12t」は、新しい「リファレンス・ステージモニター」向けカスタムIEMです。

64 Audioが特許出願中の最新テクノロジー「tia Technology(Tubeless In-ear Audio)」に加え、フラグシップ機に採用している「tia Single Bore Design」や「tia driver」を採用しています。搭載する12基のバランスド・アーマチュア型ドライバーはすべて新しいドライバーに再設計され、既にA12を所有するユーザーに対しても新しいリスニング・エクスペリエンスを提供します。

「apex Technology」は、「聴覚保護」と「比類なきサウンドステージ」を実現させる為に開発された最新テクノロジーです。鼓膜にかかる小型スピーカーからの「空気圧(音圧)」を「第二の鼓膜」と呼ぶ、特殊フィルムが使われた「モジュール」を介して外耳道の外へ逃がすことができます。これにより空気圧による鼓膜へのダメージを最小限に抑えることができ、緊張感が取れた状態の鼓膜やその周りの筋肉は、より細かい「一音一音」を聴き分けられる、最高のリスニング環境を作りだします。

64 Audio ユニバーサル型IEM「U12t」

ライブパフォーマンスやスタジオ向けに開発された、リファレンスタイプのモニターイヤホン

従来機U12からブラッシュアップされた後継機「U12t」。
64 Audioが特許出願中の新技術「tia(Tubeless In-ear Audio)テクノロジー」を採用し、計12基のドライバーレイアウトを大きく変えたことで、従来機以上のハイクオリティなサウンドを実現しました。

新しく採用した「シングルボア・デザイン」はチューブレス設計を可能とし、独自開発のバランスド・アーマチュア型ドライバーである「tia ドライバー」のポテンシャルを最大限に引き出します。加えて新しく採用した特許出願中の「LID(リニアインピーダンス・デザイン)」や64 Audioのインイヤーモニター(IEM)がアドバンテージを持つ、聴覚保護とより良いリスニング環境を作り出す「apex テクノロジー」を搭載。イヤホン筐体は、アノダイズド加工が施された堅牢なアルミニウム筐体を採用。美しい艶消しのモダンデザインで仕上げています。


PICK UP

64 Audio ユニバーサル型IEM「Duo」

音楽が、より身近になる。ヘッドホンを彷彿とさせるサウンドステージと、存在感ある豊かな低域

オープンエアータイプのハイブリッド型イヤホン「Duo」は、クラシカルな開放型ヘッドホンを彷彿とさせるパンチングメッシュデザインのフェイスプレートがエレガントな印象を与える、外観的にも音響設計的にもこれまでのイヤホンとは一線を画したイヤホンです。

サウンドは低音の再現性にこだわり、開放型でありながらも十分な量感を得られます。また、開放型ではセンターボーカルの音像がボヤけてしまうことがありますが、独自の技術を活用したことで綺麗な音像を描写。全体的にモニターライクな硬質な音ではなく、温かみのあるリスニングライクで落ち着いたサウンドに仕上げています。

本モデルには、開放型の利点を活かした新技術「Apex Core」および「Wave Sync」を初めて採用。開放型にしかできないオンリーワン・サウンドを追求しながらも、イヤホン筐体内部で発生する内圧を緻密にコントロールしたことで、リスニング中の不快な聴覚的ストレスを軽減し、ヘッドホンよりも手軽にリラックスした状態で音楽を楽しむことができます。

プロフィール

生形 真一 (ウブカタ シンイチ)

1998年にELLEGARDENのギタリストとして活動をスタート。2008年のELLEGARDEN活動休止(※2018年に活動再開)をきっかけにNothing’s Carved In Stoneを結成。これまでに11枚のアルバムをリリースし、2018年10月には日本武道館公演を敢行。2019年にはNothing’s Carved In Stoneで自主レーベル”Silver Sun Records”を設立。2022年12月16日にELLEGARDEN として16年ぶりとなる6thアルバム『The End of Yesterday』をリリースした。

Nothing’s Carved In Stone

2008年始動。2009年に1st Album『PARALLEL LIVES』をリリースし、その後毎年コンスタントにフルアルバムを発表&ツアーを敢行&各地フェスへ出演。結成10周年となる2018年には初の日本武道館公演を開催(SOLD OUT)。2019年、自身のレーベル「Silver Sun Records」を設立し活動中。
2023年9月21日より”15th Anniversary Tour 〜Hand In Hand〜”を開催予定。

Nothing’s Carved In Stone「15th Anniversary Tour 〜Hand In Hand〜」Trailer
Nothing’s Carved In Stone「Walk」Official Music Video
Nothing’s Carved In Stone「Deeper,Deeper」Official Music Video

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