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「 作りこんで整理整頓した、楽器本来の音+ちょっといじった音が欲しくて。」 休日課長 meets API TranZformer

よみもの

今回は「ゲスの極み乙女。」「DADARAY」「ichikoro」などのバンドで幅広く活動されている休日課長さんに、API TrnaZformerを導入された経緯やセッティングに関して伺いました。

TrnaZformerを導入された経緯

休日課長 / Twitter:@eninaranaiotoko

早速ですが、API TrnaZformerを知ったキッカケは何でしたか?

休日課長クラムボンのミトさんが使っているのを見て知りました。
ミトさんにはお世話になっていて、機材にも詳しいので、勝手にインスタとか参考にさせて頂いて。
それでずっと気になっていたんですが、スラップの音を作るのにプリアンプやコンプを色々と試していた時に、コンプもプリも入っているTrnaZformer思い出して使ってみたいなと。

クラムボンオフィシャルブログより https://lineblog.me/clammbon/archives/1150625.html

どう言うサウンドを目指していたんですか?

休日課長:作りこんで整理整頓した、楽器本来の音+ちょっといじった音が欲しくて。
特に具体的な場所で使う予定があった訳ではないのですが、プレイヤーとしてそう言うサウンドをポンと出せるようにしたいなと思いまして。

これ1台で完結させたいと思って…ですか?

休日課長:いや、どちらかと言うとエフェクト的な感じですね。
僕の場合、基本のサウンドは「直」が多くて。
D.I.はAKIMA&NEOS Multi Tube D.I.を使っていて、それが割と色付けになるので、それ以外は使わないことが多いんです。
でもスラップやタッピングとなると、音量的な部分も含めてそうはいかなくて。
TrnaZformer のCOMPは結構過激にかけることできるので、タッピングとスラップが共存できるくらいまで対応してくれるんです。
「DADARAY」の新譜には、スラップとタッピングが交互に出てくる曲なんかもあるので。

API / TranZformer LX

COMPの設定は、どれを使用していますか?

休日課長:最初に「6」で試した時、「タッピングでこんなに音量出るの!?」みたいな驚きがあって。
その後に「4」くらいにしたら、僕にはちょうど良くて。
このコンプ、1~6は単なる強さの違いではないですよね?
何が変わるんでしたっけ?

カーブが異なります。
GAINの設定と連動して4、5、6は強めに抑えてくれるので、強めに潰したい時はお勧めです。

休日課長:4~6にした時、コンプレッションして音量も稼げてるのがハッキリと分かるんですが、いわゆる「ウワン」と言うコンプ特有の「潰した感」が少なくて驚きました。
まるでスタジオ系の機材のような、上品なサウンドに仕上がるんですよね。


525 Style Feedback Compressor

6段階のプリセットされており、カーブの調節が可能に。
フィードバックコンプレッサーはゲインリダクションされたサウンドを基準にコンプレッションをかけるので、非常に音楽的。
リリースタイムはカッティング、ソロ、アルペジオと、刻々と変化するプレイスタイルに対して変化します。


欲しいドンシャリサウンドの実現

今まで使っていたコンプと違うと感じたポイントは何でしたか?

休日課長:今まで使っていたコンプも幅広く設定できるし上品だったのですが、求めているスラップの音に対しては TrnaZformer がバチッとハマって。
強いて言うなら、「楽器用エフェクター」と「アウトボード」のような差ですね。
TranZformer は上品でキラっとしコンプの音と言う印象で、コンプを強く掛けてもサウンドが成立するのが良いです。

音作りは苦労しましたか?

休日課長:割と一瞬でしたね… 10分くらいですぐに「これ欲しい」って決まりました。
EQもすぐに使いたいポイントが見つかって、欲しいドンシャリのサウンドが作れました。

EQの設定に関しても聞かせて頂けますか?

休日課長:僕はTranZformer LXを使っているのですが(※ LXとGTはEQの周波数のみ異なる)、ローの100Hzは少しブーストして2時方向、ミッドの400Hzは少し削って11時方向、ハイの2kHzは3時方向です。
ミッドを削ってスッキリさせつつ、低域を少し持ち上げて「まろやかさ」もプラスしています。


細かなEQの設定が可能

使用する楽器の周波数レンジに合わせた3バンド固定EQを搭載。アンプリターンに入力してプリアンプとして用いると、その実力がはっきりと分かります。


GAIN設定も高くはないですね。

休日課長:ベースがいつも使っているSugiなんですが、あれパッシブなんです。
各弦のバランスが良くまとまっているので、倍音が暴れなくて「ゲスの極み乙女。」など音数が多い系には合うんです。
ある意味「優等生」なので、Tube D.Iに繋いで熱をいれてあげると周りの楽器と馴染むんです。
それが今まで色々と実験して成功した掛け算ですね。
なので、ここで全体の音量を突っ込むわけではないんです。

やはりSugiとの組み合わせがメインですか?

休日課長:65年製のジャズべ、Mustangベース、あとSugiも何本かあって… 33inchでPタイプのピックアップを搭載したSugiなど色々と試しました。
とくに「ゲスの極み乙女。」では色々なサウンドが求められるので、手駒を用意しておかないといけなくて。
レコーディングでは、ベースを何本か持って行くことが多いですが、ライブに関してはベースは1本で完結させて、あとは足元で調整する感じです。
そこで TranZformer はEQで音を変化させて、スラップで使いたいと思っています。

色々な使い方ができるので、悩ましいです(笑)

TranZformerは、エフェクトボードの手前と後ろどちらで使用していますか?

休日課長:今のところ試して上手くいっているのは手前ですね。
割と作りこんだサウンドを作るのに良いのでエフェクター的使い方をして、その後ろにSUMO STOMP by Inner Bambooのプリアンプに入れてマイルドにして、洗練した綺麗なサウンドを作るイメージです。
そこからD.I.に接続しています。
大きい会場ではアンプ鳴らしてないんです。
でも、PAさんが驚くくらい馴染み良いんです。

休日課長のDADARAYのボード写真。TranZformerは中央に配置。

最近、DIも見直されてますね。

休日課長:御社が取り扱っている A-Designs REDDI なども使っている人を良く見ますね。
TranZformer をDIとして使うのも良いですし、COMPをエフェクトボードの後ケット・コンプのような使い方もできるので、何に使うか悩んじゃいますね。
色々な使い方ができるので、悩ましいです(笑)。


A-Designs / REDDI

REDDI(レッドDI)」は、フルチューブ方式のダイレクトボックスです。
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製品情報

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ステージからレコーディングまで多岐に渡る用途をカバーする、ギター・ベースペダル

API / TranZformer GT / LX

TranZformer GT / LX

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DI出力も備え、ステージからレコーディングまで多岐に渡る用途をカバーする、十二分な機能を備えています。

勿論、「apiサウンド」を決定づける定番の2520/2510ディスクリートオペアンプを搭載。
出力トランスも定番api2503が採用されました。
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+13dBuと高い入力のヘッドルームは、ラインレベルも入力可能。
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50年以上に渡り、プロフェッショナル達の圧倒的支持を得るapiのサウンドクオリティは、TranZformerを使用することですぐに理解できることでしょう。

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プロフィール

休日課長(きゅうじつかちょう)
ベーシスト。1987年2月20日生まれ、埼玉県出身。大学時代にベースを始める。2012年、川谷絵音に誘われ「ゲスの極み乙女。」に加入。11年に東京農工大学大学院を卒業後、14年までは一般企業に勤めながらバンド活動を展開。17年に「DADARAY」、18年に「ichikoro」にベーシストとして加入。趣味は「食」。

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